解説:
心身症は、心理的、精神的因子が身体的異常(疾患)の発生や経過に関与しているものであり、自律神経や内臓諸器官の機能的、器質的な障害が認められる。
「2:消化性潰瘍」「3:胆道ジスキネジア(胆道や周囲の臓器に原因となる器質的障害がみとめられないが、胆嚢や胆管、オッディ括約筋などの障害をきたしたもの)」「4:過敏性腸症候群」のほか、本態性高血圧、気管支喘息、過換気症候群、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎、摂食障害、痙性斜頸など多くの疾患が含まれる。
「1:慢性膵炎」は心身症との関連は少ない。