顔面麻痺に対し、罹患神経が頭蓋骨から出る部位への施術で適切な経穴はどれか(１３回)

解説：

顔面神経麻痺の施術に関する設問である。

• 「1：承泣」は瞳孔の直下部で眼輪筋上にあり、顔面神経麻痺の治療部位の1つである。
• 「2：翳風」は耳垂の後方で乳様突起と下顎枝の間にあり、顔面神経が近傍を走行する部位にあたり、設問の答えはこれである。
• 「3：陽白」は眉毛中央の上1寸にあり、前頭筋中にある。顔面神経麻痺の治療部位の1つである。
• 「4：睛明」は内眼角の内方1分の眼輪筋上にあり、顔面神経麻痺の治療部位の1つである。