リハ医学(全238問) 第6胸髄節残存高位の脊髄損傷完全麻痺患者について正しいのはどれか(30回) 横隔膜麻痺がみられる 排便障害がみられる 下肢の痙縮はみられない 両松葉杖で実用歩行が可能である 前の問題 次の問題 解答:2 1.横隔膜麻痺がみられる 2.排便障害がみられる 3.下肢の痙縮はみられない 4.両松葉杖で実用歩行が可能である 解説: 各選択肢の解説は以下となる。 1:横隔膜麻痺がみられるのはC1-3。 2:排尿コントロールは仙骨神経が関与しているため、T6高位損傷では排便障害がみられる。←正解 3:脊髄損傷は中枢神経麻痺なため、T6高位損傷では下肢の痙縮がみられる。 4:T6高位損傷で「骨盤帯付長下肢装具・松葉杖にて歩行可能」ではあるが実用レベルではない。実用レベルとなるのは(最低でも)T12より下位での損傷な必要あり。 関連記事⇒『脊髄損傷における「レベル別機能的予後」』 前の問題 次の問題 基礎科目 - リハ医学 第30回あまし test