衛生学・公衆衛生学(2:鍼灸版)(全166問) 運動により減少することが期待されるのはどれか(30回) 心拍出量 最大酸素摂取量 末梢血管抵抗 インスリン感受性 前の問題 次の問題 解答:3 1.心拍出量 2.最大酸素摂取量 3.末梢血管抵抗 4.インスリン感受性 解説: 生活活動や運動は、心肺機能、精神機能、腎機能などを活発にし、代謝を促進するため、生活習慣病の予防や改善が期待できる。 運動時には酸素需要の高まる骨格筋への血液供給のため、「1:心拍出量が増大する」ので、「2:最大酸素摂取量も増加する」。 運動により筋血管は拡張し、「3:末梢血管抵抗は減少する」。 インスリン感受性の低下要因に肥満が挙げられるが、肥大した脂肪細胞から分泌されるサイトカインなどがインスリンによる筋細胞への糖の取り込みを低下させる。運動により筋細胞への糖取り込みやインスリンの情報伝達が亢進、脂肪が減少するなどにより「4:インスリン感受性が増加する」と考えられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 衛生学・公衆衛生学(2:鍼灸版) test