生理学(2:鍼灸版)(全287問) 尿量が減少する要因はどれか(16回) 血漿浸透圧の上昇 糸球体血圧の上昇 腎血漿流量の増加 有効ろ過圧の上昇 前の問題 次の問題 解答:1 1.血漿浸透圧の上昇 2.糸球体血圧の上昇 3.腎血漿流量の増加 4.有効ろ過圧の上昇 解説: 尿量減少の要因として、体液調節に働くホルモンの影響と、糸球体濾過量の減少が考えられる。 1:血漿浸透圧の上昇によって、下垂体後葉からのバゾプレッシンが分泌され、集合管で水の再吸収量が増加する結果、尿量が減少する。 2・4:「有効濾過圧=糸球体血圧一血漿膠質浸透圧ーボーマン嚢内圧」であるため、糸球体血圧及び有効濾過圧の上昇は糸球体濾過量を増大させ、その結果尿量は増加する。 3:腎血漿流量の増加により尿量は増加する。 腎臓の濾過・分泌・再吸収この記事では、腎臓における「濾過・分泌・再吸収」についてイラストも交えつつ解説する。濾過・分泌・再吸収とは濾過・分泌・再吸収は以下の通り。①濾過糸球体からボーマ ...2022/02/092022/02/06 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test