臨床医学総論(全246問) 筋・腱疾患についての組合せで正しいのはどれか(23回) 肉離れー骨化性筋炎 多発性筋炎一筋挫傷 ドケルバン病一フィンケルスタインテスト 重症筋無力症一筋仮性肥大 前の問題 次の問題 解答:3 1.肉離れー骨化性筋炎 2.多発性筋炎一筋挫傷 3.ドケルバン病一フィンケルスタインテスト 4.重症筋無力症一筋仮性肥大 解説: 3:ドケルバン(de Quervain)病は長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が走行する区画での腱鞘炎で、母指基部から手関節橈側にかけての疼痛、橈骨茎状突起部の腫脹・圧痛がみられる。母指を小指側に向けて手関節の尺屈を強制するフィンケルスタインテスト(Finkelstein test)で手関節の橈側に疼痛を訴える陽性所見がみられる。 1:骨化性筋炎は筋組織に外傷などの刺激が加わって起こるものと考えられている。 類似問題⇒『骨化性筋炎の原因はどれか(30回)』 2:多発性筋炎は骨格筋の炎症・変性が起こる自己免疫疾患で、筋挫傷と関連はない。 4:筋仮性肥大は筋ジストロフィーでみられるふくらはぎの脂肪や結合組織の増加を示す。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test