臨床医学各論(全470問) 褐色細胞腫でよくみられるのはどれか(22回) 徐脈 低血糖 発汗 色素沈着 前の問題 次の問題 解答:3 1.徐脈 2.低血糖 3.発汗 4.色素沈着 解説: 褐色細胞腫は、副腎髄質細胞や交感神経節細胞(傍神経節細胞)などのクロム親和性細胞から発生する腫瘍であり、アドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコールアミンの産生・分泌増加のために発作的な高血旺を生じ、代謝が亢進し、3:発汗がよくみられる。 1:交感神経刺激症状である頻脈、動悸がみられる。徐脈はみられない。 2:血糖値は高血糖を示し、総コレステロールや遊離脂肪酸なども高値を示す。低血糖はみられない。 4:色素沈着はみられない。色素沈着は副腎皮質機能低下症(アジソン病)でみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test