臨床医学各論(全470問) 疾患と症状との組み合わせで正しいのはどれか(22回) 全身性エリテマトーデスーへバーデン結節 全身性硬化症ーアフタ性口内炎 関節リウマチーブドウ膜炎 ベーチェット病―陰部潰瘍 前の問題 次の問題 解答:4 1.全身性エリテマトーデスーへバーデン結節 2.全身性硬化症ーアフタ性口内炎 3.関節リウマチーブドウ膜炎 4.ベーチェット病―陰部潰瘍 解説: 4:ベーチェット病では陰部潰瘍がみられるので正しい。外陰部のアフタ性潰瘍のほか、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、眼のブドウ膜炎、虹彩炎、皮膚の結節性紅斑様皮疹などもみられる。 1:全身性エリテマトーデスは、膠原病の一種で全身の各種臓器の結合組織の慢性炎症性疾患であり、顔面部の蝶形紅斑、上半身・四肢・指先の色素沈着や紅斑、皮膚や頭髪の脱毛、鼻出血、口内炎、関節痛・発赤・腫脹などがみられる。ヘバーデン結節は、変形性関節症でみられる遠位指節間関節の結節であり、全身性エリテマトーデスではみられない。 2:全身性硬化症は、原因不明の皮膚硬化性病変と血智病変を特徴とし、血管病変によるレイノー現象がみられる。浅い小潰瘍が形成されるアフタ性口内炎はみられず、ベーチェット病、潰瘍性大腸炎、白血病などでみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論 test