解説:
横隔神経は、脊髄神経の第3頸神経から第5頸神経の前枝で構成される。
この神経根は第1頸神経から第4頸神経の前枝で構成される頸神経叢の下部から起こる。
2:腕神経叢は脊髄神経の第5頚神経から第8頚神経と第1胸神経の前枝で構成される。
この神経叢からは、橈骨神経(C5~T1)、尺骨神経(C8~T1)、正中神経(C5~T1)、筋皮神経(C5~C6)などが派生する。
3:腰神経叢は脊髄神経の第12胸神経と第1腰神経から第3腰神経と第4腰神経の一部の前枝から構成される。主に大腿神経(L2~L4)や閉鎖神経(L2~L4)などが派生する。
4:仙骨神経叢は第4腰神経の一部と第5腰神経および第1仙骨神経から第3仙骨神経の前枝で構成される。この神経叢からは人体で最大の神経である坐骨神経(L4~S3)などが起こる。