臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 嗄声をきたす脳神経障害はどれか(14回) 顔面神経 迷走神経 副神経 舌下神経 前の問題 次の問題 解答:2 1.顔面神経 2.迷走神経 3.副神経 4.舌下神経 解説: 2:迷走神経では嗅声をきたす。嗄声とは声がしわがれてかすれた声となる状態をいい、迷走神経喉頭枝の障害により患側の声帯が麻痺することが原因となる。 他の選択肢では嗄声はみられない。 1:顔面神経の障害時には、顔面の表情筋麻痺や舌の前2/3に味覚障害がみられる。 3:副神経の障害時には僧帽筋(上部)や胸鎖乳突筋の麻痺がみられる。 4:舌下神経の障害時には舌の運動が障害され、舌の偏位や萎縮がみられる。 関連記事⇒『脳神経12対一覧(語呂合わせ:嗅いで見る動く車の三の外、顔耳のどに迷う副舌)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test