臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 40歳の肥満女性。右季肋部の疝痛と発熱、黄疸が認められた。最も考えられるのはどれか(14回) 膵尾部癌 総胆管結石 腎結石 肝硬変 前の問題 次の問題 解答:2 1.膵尾部癌 2.総胆管結石 3.腎結石 4.肝硬変 解説: 2:総胆管結石と考えられる。総胆管内で胆汁からつくられた胆石や胆のう内でつくられた胆石が移動して、総胆管を閉塞することで生じる。 胆石形成の危険因子には高齢、肥満などがあり、女性に多くみられる傾向がある。 症状としては、胆石発作と呼ばれる上腹部から右季肋部の発作性の周期的激痛(疝痛)がみられ、悪心・嘔吐が生じる。 疼痛は右肩に放散する傾向がある。 悪寒・戦慄を伴った発熱や黄疸を伴う。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test