臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 疾患と病変部位との組合せで誤っているのはどれか(12回) 筋萎縮性側索硬化症一脊髄前角 ポリオー脳幹網様体 重症筋無力症―神経筋接合部 パーキンソン病―中脳黒質 前の問題 次の問題 解答:2 1.筋萎縮性側索硬化症一脊髄前角 2.ポリオー脳幹網様体 3.重症筋無力症―神経筋接合部 4.パーキンソン病―中脳黒質 解説: 1:筋萎縮性側索硬化症では、上位運動ニューロン(錐体路)と橘、延髄、脊髄から出る下位運動ニューロンが進行性に変性するものであり、脊髄前角も侵される。 2:ポリオは、ポリオウイルスが脊髄灰白質、延髄、橋、中脳の運動神経細胞、大脳皮質運動野の炎症(脊髄灰白髄炎)を起こしたものであり、脳幹網様体が病変部位ではない。 3:重症筋無力症は、神経筋接合部の障害を生ずる自己免疫疾患である。 4:パーキンソン病は、中脳黒質のメラニン細胞および大脳基底核の病変である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test