臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 感染力のある認知症性疾患はどれか(12回) ビンスワンケル病 ピック病 クロイツフェルト・ヤコブ病 正常圧水頭症 前の問題 次の問題 解答:3 1.ビンスワンケル病 2.ピック病 3.クロイツフェルト・ヤコブ病 4.正常圧水頭症 解説: 1:ビンスワンゲル病は、血圧の低下しすぎなどのために白質の神経細胞やグリア細胞が障害される脱髄が起こるものであり、伝染力はない。 2:ピック病は、初老期の認知症の代表的なものであるが、伝染力はない。 3:クロイツフェルト・ヤコブ病は、プリオン病ともいわれ、感染性の蛋白粒子プリオンによって脳が損傷しスポンジ状になるもの(海綿状脳症)であり、認知症になる。狂牛病にかかった牛の肉を食べることにより感染するので感染力がある。 4:水頭症は、脳室でつくられる髄液の循環がとどこおって髄液が頭蓋内に過剰にたまり、脳室が拡大しているものであり、感染するものではない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test