臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 高齢者の転倒しやすい理由でないのはどれか(12回) 立ち直り反応の亢進 感覚機能の低下 関節可動範囲の制限 重心動揺の増大 前の問題 次の問題 解答:1 1.立ち直り反応の亢進 2.感覚機能の低下 3.関節可動範囲の制限 4.重心動揺の増大 解説: 加齢変化にもとづく種々の身体機能の低下は転倒の内的要因となる。 すなわち、筋(特に下肢筋)の最大筋力や持続力の低下、運動速度低下、反応時間の延長(遅延)、巧綴性の低下、姿勢反射の低下、2:感覚機能、とくに深部感覚の低下、および平衡機能の低下による4:重心動揺の増大などがある。 また、3:股関節、膝関節、足関節などの下肢の関節可動範囲の制限があると、身体をしっかり支持できないので転倒しやすくなる。 1:立ち直り反応が低下していると姿勢の保持ができず転倒しやすくなるが、亢進していれば転倒しやすくはならない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test