東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 六経病証について正しい組合せはどれか(15回) 少陽経病一陰嚢が縮む 太陰経病一咽喉が渇く 少陰経病一難聴が起こる 厥陰経病一腰背が強ばる 前の問題 次の問題 解答:2 1.少陽経病一陰嚢が縮む 2.太陰経病一咽喉が渇く 3.少陰経病一難聴が起こる 4.厥陰経病一腰背が強ばる 解説: 六経病証に関する設問である。 1は、少陽(経)病では胸脇痛、耳聾等を病むものであり、誤りである。陰嚢が縮むというのは、厥陰(経)病である。 2は、太陰(経)病では腹中脹満や咽喉の乾きを訴えることから正しい。これが答えである。 3は、少陰(経)病では口舌の乾燥を訴えるが、難聴ではないことから誤り。難聴(耳聾)はむしろ少陽(経)病である。 4は、厥陰(経)病では煩悶して陰嚢が縮むというものであり、腰背が強ばるとは関連しないことから誤りである。腰背が強ばるというのは、太陽(経)病である。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test