東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 理学的検査所見と局所治療穴との組合せで適切でないのはどれか(12回) スピードテスト陽性―天府 手関節背屈テスト陽性―支正 膝の外反ストレステスト陽性一曲泉 アキレス腱伸展テスト陽性一承筋 前の問題 次の問題 解答:2 1.スピードテスト陽性―天府 2.手関節背屈テスト陽性―支正 3.膝の外反ストレステスト陽性一曲泉 4.アキレス腱伸展テスト陽性一承筋 解説: 1:スピードテストが上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎に対する徒手検査法であり、天府は適切な治療穴である。 2:手関節背屈テスト(Thomsen's test)がテニス肘(上腕骨外側上顆炎)を疑うテストであり、前腕背側にある伸筋群上の穴であれば関連がある。〔注〕旧教科書では伸筋上であるが、新教科書では屈筋上にされており、答えが異なる。 3:膝の外反ストレステストは、内側側副靭帯の牽引痛または外側半月板の異常を知るためのテストである。内側側副靭帯の異常とみるならば、関連がある。〔注〕旧教科書では曲泉は内側側副靭帯上であるが、新教科書では半腱半膜様筋腱の間(従来の陰谷)になっていることから注意が必要である。 4:下腿三頭筋への負荷であり、承筋は筋上にあり関連がある。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test