東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) スポーツ障害と罹患局所への治療穴との組合せで適切でないのはどれか(13回) 水泳―肩髃 野球肘―少海 ジャンパー膝一承筋 シンスプリント―三陰交 前の問題 次の問題 解答:3 1.水泳―肩髃 2.野球肘―少海 3.ジャンパー膝一承筋 4.シンスプリント―三陰交 解説: スポーツ障害の病態部位と経穴との関連を問う設問である。 「1:水泳―肩髃」は外転動作の反復による腱板部の障害であり、上腕骨頭部の肩髃は適切である。 「2:野球肘―少海」は肘関節の屈筋群に対する過剰な負荷による慢性的な疲労が背景にある。前腕屈筋群の付着部である少海は適切である。 「3:ジャンパー膝一承筋」は反復的なジャンプによる膝蓋大腿関節部や膝蓋靭帯部への負荷が原因であるが、承筋は下腿後面にあり、関連がない。 「4:シンスプリント―三陰交」は下腿部の炎症で、下腿部の三陰交は適切である。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test