病理学(全149問) 融解壊死が最も生じやすいのはどれか(27回) 脳 肺 小腸 脾臓 前の問題 次の問題 解答:1 1.脳 2.肺 3.小腸 4.脾臓 解説: 融解壊死とは「組織や細胞の壊死において、壊死領域がタンパク質分解酵素の作用によって融解し液状化した状態(壊死した組織が融けていく状態)」で液化壊死とも呼ばれる。 融解壊死は脳や脂肪細胞のように脂質の多い組織に起こりやすい。 脳が融解壊死すると脳梗塞となるが、病理学ではこれを脳軟化とも呼ぶ。 よって、正解は1:脳となる。 関連記事 ⇒『退行変性:病理』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学 test