生理学(2:鍼灸版)(全287問) ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか(27回) プロラクチンー乳汁産生促進 成長ホルモンー血糖値低下 甲状腺ホルモンー基礎代謝低下 糖質コルチコイドー炎症反応亢進 前の問題 次の問題 解答:1 1. プロラクチンー乳汁産生促進 2.成長ホルモンー血糖値低下 3.甲状腺ホルモンー基礎代謝低下 4.糖質コルチコイドー炎症反応亢進 解説: 下垂体前葉から分泌される1:プロラクチンは、成熟した乳腺細胞に働き乳汁産生・分泌を促進させる。 乳汁の排出を生じさせるのは、下垂体後葉から分泌されるオキシトシン(産生は視床下部)であることに注意してほしい。 下垂体前葉から分泌される2:成長ホルモンは、発育期の成長を促進させる作用のほか、血糖値の上昇や蛋白質合成の促進などの作用も持つ。 甲状腺濾胞細胞から分泌される3:甲状腺ホルモンは、多くの臓器の酸素消費を高め、基礎代謝を亢進する作用などを持つ。 副腎皮質から分泌される4:糖質コルチコイドは、肝臓での糖新生を促進させ血糖値を上昇させる作用のほか、炎症反応を抑制させる作用などがある。 関連記事⇒『臓器別!ホルモンの名称と、その作用(分泌異常で起こる疾患も!)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test