臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 出血性ショックでみられるのはどれか(21回) 脈拍数の減少 交感神経活性の低下 尿量の減少 呼吸数の減少 前の問題 次の問題 解答:3 1.脈拍数の減少 2.交感神経活性の低下 3.尿量の減少 4.呼吸数の減少 解説: 出血性ショックでは、3:尿破の減少がみられる。出血性ショックでは、出血によって血液循環が低下し、全身の組織への酸素・栄養の供給が不足することにより、組織や臓器に重大な障害が引き起こされる。 出血すると2:交感神経活性の興奮により、血管収縮、心拍数増加および心筋収縮力を増大させて、循環を維持するための代償作用が働く。 そのため、蒼白、冷感、1:脈拍数の増加を認める。 さらに出血量が多くなると、4:呼吸数の増加、血圧低下、尿量減少や代謝性アシドーシスが発現する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test