東洋医学臨床論(全570問) 変形性膝関節症に伴う関節水腫(水症)で陽性となる徒手検査法として最も適切なのはどれか(25回) アプレイテスト ラックマンテスト 膝蓋跳動 膝蓋骨圧迫テスト 前の問題 次の問題 解答:3 1.アプレイテスト 2.ラックマンテスト 3.膝蓋跳動 4.膝蓋骨圧迫テスト 解説: 関節水腫の有無を調べるために行われるのは「3:膝蓋跳動」で、検査肢の膝蓋骨上方を手掌で圧迫し、膝蓋骨付近まで押し込むことにより、膝蓋上包に貯留した関節液を膝蓋骨後方(関節腔内)に押しやる。その状態で膝蓋骨を大腿骨方向に押した際に、膝蓋骨と大腿骨の接触音を聴取し、押圧を除いたときに再び膝蓋骨が浮き上がる所見を陽性とする。 その他の選択肢は以下の通り。 「1:アプレイテスト」は半月板損傷の検査。 「2:ラックマンテスト」は膝前十字靭帯断裂の検査。 「4:膝蓋骨圧迫テスト」は膝蓋大腿節面の状態を調べるための検査。 関連記事⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう』 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test