臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 眼瞼下垂をきたさないのはどれか(21回) 顔面神経麻痺 重症筋無力症 動眼神経麻痺 ホルネル症候群 前の問題 次の問題 解答:1 1.顔面神経麻痺 2.重症筋無力症 3.動眼神経麻痺 4.ホルネル症候群 解説: 1:顔面神経麻痺では上眼瞼下垂はみられない。ただし、眼輪筋の麻痺による筋トーヌス(生理的な筋緊張)の低下によって、下眼瞼の下垂がみられることがある。 2:重症筋無力症では、自己免疫機序によって神経筋接合部のシナプスのアセチルコリン受容体の破壊に伴う上眼瞼挙筋の筋力低下により、 3:動眼神経麻痺では上眼瞼挙筋の麻痺により、 4:ホルネル症候群では、上眼瞼挙筋の補助筋である瞼板筋を支配している頚部交感神経の麻痺により、 それぞれ上眼瞼下垂をきたす。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test