臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 汎血球減少がみられるのはどれか(21回) 関節リウマチ 肝硬変 溶血性貧血 重症筋無力症 前の問題 次の問題 解答:2 1.関節リウマチ 2.肝硬変 3.溶血性貧血 4.重症筋無力症 解説: 2:肝硬変では、汎血球減少がみられる。 汎血球減少とは、白血球、赤血球、血小板がいずれも減少した状態をいう。 肝硬変では、肝臓の血流抵抗が増加するため、門脈圧が上昇する。 その結果、脾臓に血液がうっ滞し、脾臓が引き起こされて脾臓機能が亢進。 そのため血球破壊が亢進し、汎血球の減少、特に血小板の減少が著明にみられることとなる。 その他、汎血球減少がみられる疾患には、再生不良性貧血、悪性貧血、パンチ症候群、全身性エリテマトーデスなどがある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test