臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 甲状腺機能亢進症でよくみられる症状はどれか(23回) 体重減少 発汗量減少 食欲低下 記憶力低下 前の問題 次の問題 解答:1 1.体重減少 2.発汗量減少 3.食欲低下 4.記憶力低下 解説: 甲状腺機能亢進症は、末梢血中に存在する過剰となった甲状腺ホルモンにより甲状腺中毒症を生ずる病態である。 甲状腺中毒症でよくみられる症状は、全身症状として1:体重減少(るいそう)、多汗、暑がり、易疲労感、循環器症状として頻脈、動悸、不整脈、消化器症状として食欲亢進、下痢・軟便などがある。 2:発汗量減少、3:食欲低下はみられない。 4:記憶力低下は甲状腺中毒症状が強く出現する特殊状態としての甲状腺クリーゼでみられることがあるが、一般的な症状ではない。 関連記事⇒『臓器別!ホルモンの名称と、その作用(分泌異常で起こる疾患も!)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test