生理学(2:鍼灸版)(全287問) 糸球体ろ過量を増加させるのはどれか(31回) 腎血流量の低下 血中アルブミン濃度の上昇 糸球体血圧の上昇 尿管内圧の上昇 前の問題 次の問題 解答:3 1.腎血流量の低下 2.血中アルブミン濃度の上昇 3.糸球体血圧の上昇 4.尿管内圧の上昇 解説: 実際に分子を押し出す力である糸球体の有効ろ過圧は以下によって決まる。 糸球体血圧ー血漿膠質浸透圧ーボーマン嚢 したがって、「3:糸球体血圧の上昇」によって有効ろ過圧が上昇し糸球体ろ過量が増加する。 逆に、以下は有効ろ過圧を低下させ糸球体ろ過量を減少させる。 1:腎血流量低下による糸球体血圧低下 2:血中アルブミン濃度の上昇による血漿膠質浸透圧上昇 3:尿管内圧の上昇によるボーマン嚢内圧上昇 関連記事⇒『腎臓の濾過・分泌・再吸収』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test