解説:
1:人口増減率は前年10月から9月までの増減数を前年人口を分母として割ったもの。人口の年齢構造指標では、老年人口指数と年少人口指数では生産年齢人口が分母となり、老年化指数では年少人口が分母となる。罹患率、有病率、死亡率も人口が分母となる。
2・3:母子保健指標では、妊産婦死亡率、死産率、周産期死亡率の分母は「出産数十死産数」。
※出産数⇒「出生数」+「妊娠満22週以後の死産数」の計
※死産数⇒妊娠満12週以後の死児の出産数
ちなみに、早期新生児死亡率(生後1週未満)、新生児死亡率(生後4週未満)、乳児死亡率(生後1年未満)の分母は「出生数」。
※出生数⇒文字通り出生した数。
4:致命率は、死亡数が分子、発症者数が分母となる。
関連記事
⇒『保健統計を深堀り解説!!』
⇒『出産数・出生数(+違い)』
⇒『新生児・乳児・幼児とは【定義・特徴・違い】』