臨床医学総論(全246問) 感覚鈍麻を伴う末梢神経障害がみられるの はどれか(24回) パーキンソン病 ギラン・バレー症候群 ウィルソン病 アルツハイマー病 前の問題 次の問題 解答:2 1.パーキンソン病 2.ギラン・バレー症候群 3.ウィルソン病 4.アルツハイマー病 解説: 2:ギラン・バレー症候群は運動麻痺を主たる症状とする末梢神経障害であり、感覚鈍麻も伴う。 1:パーキンソン病は、中脳黒質のドーバミン神経細胞の変性を主体とする進行性の神経変性疾患であり、安静時振戦、筋固縮、寡動・無動、姿勢反射障害を4大症状とする。 3:ウィルソン病は銅の代謝障害により大脳基底核、肝臓、角膜、腎臓に銅が蓄積する遺伝性疾患である。神経型では大脳基底核が障害され、錐体外路徴候がみられる。 4:アルツハイマー病は、初老期、老年期に認知症を生ずる代表的な変性疾患であり、記憶障害をはじめとする認知機能障害により、社会生活に支障をきたす疾患である。いずれも末梢神経の障害はみられない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test