臨床医学総論(全246問) 小児運動器疾患と所見の組合せで正しいのはどれか(24回) 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)ー股関節内転制限 ペルテス病ー外旋拘縮 大腿骨頭すべり症一ドレーマン徴候 内反足ー扁平足 前の問題 次の問題 解答:3 1.発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)ー股関節内転制限 2.ペルテス病ー外旋拘縮 3.大腿骨頭すべり症一ドレーマン徴候 4. 内反足ー扁平足 解説: 3:大腿骨頭すべり症は、骨端線閉鎖前に大腿骨頭の骨端が後方にすべり、転位する疾患である。股関節の内旋が制限され外旋拘縮やドレーマン徴候(股関節屈曲時に自然と外転・外旋肢位をとる)を認める。 1:先天性股関節脱臼は、最近では発育性股関節形成不全の名称が用いられる。主な症状は開排制限、下肢長差、皮膚溝の非対称である。 2:ペルテス病は小児期に栄養血管の障害により生じる大腿骨頭壊死で、疼痛、跛行、可動域制限を主症状とする。 4:内反足では足部の変形として、凹足がみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test