臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 右股関節に屈曲拘縮がある患者の歩行時の特徴で正しいのはどれか(28回) 左の歩幅の減少 右立脚後期の腰椎前弯減少 はさみ脚歩行 左トレンデレンブルグ徴候 前の問題 次の問題 解答:1 1.左の歩幅の減少 2.右立脚後期の腰椎前弯減少 3.はさみ脚歩行 4.左トレンデレンブルグ徴候 解説: 1:右股関節に屈曲拘縮がある患者では、右立脚期に右股関節の伸展が制限され、遊脚側である左足の振出に制限が起こり、歩幅の減少がみられる。 その他の選択肢は以下の通り。 2:右立脚相後期では、股関節屈曲拘縮により骨盤全景が増加し、腰椎前腕は増強する。 3:はさみ脚歩行は、脳性麻痺などでみられる痙性対麻痺歩行である。 4:トレンデレンブルグ徴候は中殿筋の麻痺・股関節疾患でみられる。 ちなみに股関節屈曲拘縮が生じていると「トーマステスト」が陽性となる。 関連記事 ⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう』 ⇒『跛行(異常歩行)の原因と特徴一覧』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test