今回、日本離床研究会が主催する「ズバリココ!循環アセスメントの全てがマンガでわかるセミナー」に参加しました。
目次
タイムスケージュール
今回のセミナーにおけるタイムスケジュールは以下になります。
※ただし、最近開催され始めた講習会らしく、この研究会の特徴として受講者の意見をいろいろと聞きながら、内容や資料がブラッシュアップされていくため、ここに記載されたタイムスケージュールは、あくまで「私が受講した際のタイムスケジュール」であることをご了承ください。
循環の基礎をマスター:
そもそもいったい血圧って何なの?複雑すぎる専門用語をパキッと整理
循環の悪い患者さんが起立性低血圧で離床できない!どうしたらいい?
循環不全のアセスメントをマスター:
これは痛快!塩分制限が分かれば循環が分かる
むくみに下肢挙上はNG?していいケアと悪いケア
心不全患者を水分制限したらVFに!利尿剤によって異なる観察ポイント
循環トラブル回避術をマスター:
これを知っておけば夜勤が安心
夜間に限って不整脈が多いわけ
最近時々聞くSVS療法って何?CPAPとは何が違うの?慢性心不全への効果
胸痛・呼吸困難・めまい 急変前の訴えを見逃さない!7つの心得
DVT予防には男性ストッキング。曖昧な着用期間、脱がせるタイミング
まとめ・Q&A
初めての「日本離床研究会代表 曷川先生」の講義
日本離床研究会の講習会はこれまで3回受講してきました。
で、今回初めて日本離床研究会代表の曷川先生の講義を聴くことが出来ました。
非常に分かりやすいのは当然として、人柄としても物腰が柔らかい先生でした。
受講中に、講義室の後ろの質問箱に質問をして投稿すると、講義の最後の「まとめ・Q&A」のところで回答して頂け、私も投稿しましたが分かりやすく答えて下さりました。
※今回は、初心者向けということで、多く質問が投稿されていました。
※すぐには回答できない内容に関しては、協会HPのメーリングリストにて回答するとのことでした。
実際の内容は?
「ズバリココ!循環アセスメントの全てがマンガでわかるセミナー」というタイトルなので、資料もマンガで展開していくのだろうか?
っと思われる方も多いと思います。
ですが実際は全くそんなことはなく、「必要最小限な解説の記載されたイラスト」を多く用いた資料であり、「講師が解説したことをそのイラストに書き込んでく」と言ったスタイルの講習会でした。
で、スライドでは(資料には載っていない)簡単な1コマ漫画というかイラストが表示され、それを基に講師が分かりやすく解説するといった場面は多々ありました。
この点は、想像していた講習会と違うと感じる方も多々あると思うので注意した方が良いと思います。
※恐らく「初心者向けに噛み砕いた解説のなされた講習会」であることは間違いないと思うので「マンガ」というキーワードは用いない方が誤解(っというかイメージと違うといった思い)を受講者に与えずに済むのではと思いました。
資料に関しても「マンガ」とタイトルにつけているからかイラストがふんだんに使われてはいるものの、説明文は不足しているので「資料を読み返した際に、自身が理解できるようにするため」にメモが忙しく、そういった意味では以前受講したフィジカルアセスメントの様に説明文も充実させた内容にしてほしいと思いました。
終わりに
フィジカルアセスメントや循環に苦手意識を持っていたために通い始めた講習会でしたが、以前受講した『フィジカルアセスメント』と、今回の『循環アセスメントの全てがマンガでわかるセミナー』で、かなり苦手意識が克服でき、ここから先は、自身で雪だるま式に知識を増やして臨床で活用していけそうな気がします。
なので、とりあえず日本離床研究会の講習はここまでにして、「あん摩マッサージ指圧の学校」や「認定徒手理学療法」に一層フォーカスを当てた年にしていきたいと思います。