再就職をするにあたって「面接を受ける際の注意点」としては、どんな点が挙げられるのでしょうか?
ハローワーク職員さんが丁寧に教えてくれたので、ポイントだけ簡潔にまとめています。
「ドアの開け方・締め方」など細々としたことは、中小企業ではあまり役立たないため割愛します。
超基本的な事だけ頭に入れて、あとは自分を見つめ直したり、考えを整理することに時間を費やしつつ、面接に臨みましょう。
目次
「再就職の面接」を受ける前にしておくこと
まずは「面接を受ける前にしておくべきこと」についてです。
重要なのは以下の通り。
会社のことを分かっていなければ、会社の魅力、自身が貢献できそうなこと、疑問点などが湧いてきません。
最近では会社のホームページも充実してきているので、最低限、そこからの情報収集は忘れずに。
その様に下調べしたうえで、以下の質問に対する準備しておきましょう。
応募した動機
会社への質問(求人票に掲載されていない点で、会社へ聞いておきたいことがあれば聞いておきます。「敢えて掲載していないのではないか」あるいは「敢えて簡素化されている情報は無いか」なども考えながら求人票を見ていると質問しやすいです。難しく感じるかもしれませんが、この辺りは多くの求人票を観覧していると、自然と身についてくると思います。)
前職を退職した理由
とくに、前職を退職した理由なんかは「中途採用者ならではの質問」です。
ハローワーク職員さん曰く、中途採用をするにあたって、この質問をしてくる企業は非常に多いとのこと。
希望の給与
「希望の給与」を聞かれた場合、心象を良くしようと「気にしない」などと(企業によって都合がよすぎる)回答をしてしまうと、後々後悔する可能性もあるので注意しましょう。
この返答を聞きだしたくて、あえて質問している会社もあったりします(給与に関して、とやかく言われないための抑止力になったりもします。
「せっかくの再就職できるチャンスなんだから」と遠慮しがちになって、無難な回答をしたくなる気持ちは分かります。
分かりますが、それで後悔するのもいやですよね。。
もちろん、言い回しには注意する必要があありますが、その場の空気も読みながら上手く返答できるのがベストです。
前の会社で従事していた職務
ここから苦労話や成長できたことなどが、会話の中で自然と話せると良いですね。
趣味・特技など
「話題作りの一環」や「場を和ませる」などの目的で趣味や特技に関して聞かれることがあります。
これらの話題から間接的に「自身がコツコツと継続するタイプ」であたったり「意外と仕事でも結びつきそうな特技」などをアピールすることも可能です。
もちろん、その様な趣味・特技が無かったとしても構いません。
「和やかにコミュニケーションが出来るかどうか」というのを評価されている可能性もあるので、「自然と回答できること」や「相手と上手く会話のキャッチボールが出来ること」自体が大切です。
なので事前に整理しておきましょう。
「再就職の面接」を受ける当日について
面接を受ける当日に関して、ハローワーク職員さんは「服装」と「時間」について仰っていました。
服装
第一印象が大切です。服装、身なりは清潔な印象を当たれるよう心がけ、会社に入る前に服装をチェックしましょう。
時間
時間厳守は当然のこと。指定された時間の10分前に着く程度の余裕をもって出発しましょう。
・履歴書
・職務履歴書(必要に応じて)
・紹介状(紹介状があれば)
・筆記用具、メモなど
「面接を受ける会社」に到着してからの注意事項
会社に入った時から面接は始まっています。
以下の点に気を付けながら面接に臨みましょう。
- スマホの電源は切り、終了して会社を出るまでは気を抜かないようにしましょう。
- 応募書類は求められる前に担当者に渡すようにしましょう。
- 話し方は相手に聞こえるよう、語尾をはっきりと話すことを心がけましょう。
- 何を尋ねられているのかよく聞いて、質問には要領よく答えましょう。
- 自分からの質問は面接の中盤から後半にかけて。
- 就業場所や職務内容などはよく確認してください。
- 選考結果が出るまでの期間や、通知の方法などを必ず確認してください。
おわりに
いかがだったでしょうか?
ハローワーク職員さんに聞いた「再就職の面接時のポイント」を、端的にまとめてみました。
面接時の注意点を、
グッと要点を絞って整理したうえで面接に臨んだ方が
効果的だと思います。
ヘタに余計な知識ばかり詰め込むよりも、
自身の人となりを十分伝えるために意識を注力したほうが効率的です。
再就職に向けて頑張ってください!!
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面接に関して、「ノックのしかた」「出入り」なども知りたい方は、別サイトの記事で紹介しているので、情報収集したい方はお役立てください(ただし就活じゃなく、受験時の面接対策として作成している点は注意してください)。