東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問)
スポーツ障害と罹患筋に対する局所治療穴の組み合わせで適切なのはどれか(29回)
解答:1
- 1.シンスプリントー三陰交
- 2.ジャンパー膝ー足三里
- 3.フォアハンドテニス肘ー曲池
- 4.野球肩ー雲門
解説:
- 1:シンスプリントは脛骨過労性骨膜炎で脛骨下方1/3に痛みが発生する。三陰交は局所治療穴として適当である。
- 2:ジャンパー膝は膝蓋腱炎、大腿四頭筋付着部炎で、足三里は該当しない。
- 3:フォアハンドテニス肘は上腕骨内側上顆炎でゴルフ肘とも呼ばれる。曲池は肘外側なので該当しない(バックハンドテニス肘による上腕骨外側上顆炎なら該当する)。
- 4:野球肩はインピンジメント症候群・腱板損傷・上腕骨骨端線障害などが含まれる。雲門には鎖骨下窩であるので、障害部位の局所には該当しない。