当院の近所には、非常にバラが綺麗に咲く公園があります。
なので、この十数年間は、この公園を(主には仕事出ではありますが)大いに活用させてもらいました。
具体的には以下な感じ。
- リハビリの意欲の無い患者さんを車椅子に乗ってもらい、気分転換目的にバラをながめに行く。
- バラをながめながら、歩行練習(単に院内を歩くのよりも多少不整地だし、「バラをながめる+歩く」という二重課題にもなってるし、何より楽しみながら歩ける。
- 花が好きな利用者さんと、写真撮影(活動・参加の観点からのアプローチ)
リハビリ意欲無くても、目の前一杯に拡がる花を温かい日差し(バラは春と秋の二度咲きます)の中で眺めていると、喜んでいただけ、そういった信頼関係から意欲がまし、リハビリが進みやすくなるっていうのも結構ありました。
また、訪問リハビリをしていて「庭に花を植えるような作業療法」を一緒にしたこともある利用者さんとは、何年もの付き合いだったので、何年もバラが咲く季節になると、車でこの公園まで移動し、写真撮影をしました。
そんな、思い出の詰まったバラ公園。。
次の満開時期は春なので、もう僕はココにはいない。
チョッピリ寂しいけど、また何年後に、満開の花を見に訪れる機会があればなぁって思ってます。
終わりに
この秋も、デイケアの利用者さんとバラ公園へ訪れました。
この日は温かかったので、利用者さんにも喜んでもらえました。
利用者さんには、まだ数名しか自分が辞めることを話していないのですが、この方にも2人きりな場面で辞めることを伝えました。
長い付き合いだったので「もう、あんたとバラを観に来れんのか。。」と残念そうにしてくれる姿を見て、私も別れを惜しみました。
また、新しい理学療法士さんにも連れてきてもらってくださいね。
でもって、いつまでもお元気で、自分らしい人生を貫き続けて下さい!