健康な暮らしに必要なものは何かと聞かれれば、誰もが食事、睡眠、運動などと答えます。
確かに、この3つは大事です。
ですが「真に幸福で健康な暮らし」を送るためには不十分。
忘れてはいけないのが「人間関係」です。
友人、家族、知人、職場の同僚、近所でく暮らす顔見知りなど「身近な人たちとどれだけ親密な人間関係を築けるか」で、あなたの健康レベルは大きく左右されています。
研究でわかった「人間関係」の重要性
人間関係は、健康・幸福レベルにメチャクチャ影響を与えてしまう。
この事実を確認したのが、アメリカのブリガムヤング大学による研究です
※Holt-Lunstad j, et al.(2010)Social relationships and mortality risk: ameta-analytic revew.
内容は以下の通り。
その結果、「友人との関係がいい人は、友人がいない人に比べて全死亡率が50%も下がる」という傾向がみられた。
この数値は、太った人がダイエットに成功したときや、いつも家でゴロゴロしていた人が運動を始めた時に得られる健康メリットよりも上になるというから驚きです。
なので命伸ばすなら、ダイエット・運動をする前に「人間関係良くしよう」ってことになります。
ちなみに、この効果を得られるのは収入や社会的な地位などとも関係がありません。
データによれば、追いも若きも男も女も、金持ちも貧しい人も、すべての人たちに対して「良い友人」はメリットをもたらすという結果が出ています。
研究者の試算では、今まで孤独だった人がひとりの親友を作っただけで、最大で寿命が15年も伸びるとのこと(家族・子供・親戚だけでなく、親友でもOKっていうのも面白いポイントです)。
皆さんも、良き人間関係を築いてください。
「健康寿命を伸ばす要素」をランキング
ちなみに、この研究で判明した「健康寿命を伸ばす要素」をランキングしにしたのが以下になります。
- 社会との一体感
- 良好な社会関係
- 禁煙
- 禁酒
- ワクチン接種
- エクササイズ
- ダイエット
禁煙が寿命を高めるっていうのは周知の事実ですが、それよりも「人間関係」が圧倒的に重要という結果が出ています。
※数値は示していませんが、圧倒的な差が出ています。
まずは人間関係を改善させる。
これが健康への最短ルートと言えそうです。
人間関係で寿命が延びる理由とは
いかがだったでしょうか?
「人間関係が希薄」「人間関係が悪い」っというのは、何となく不健康にムズ日着くイメージはあると思いますが、そのダメージは想像以上と言えそうです。
前述したデータでは、孤独の具体的な悪影響のレベルも数字で出しています。
- 孤独感は早死にの確率を高める
- 社会から離れて暮らすと早死にの確率が早死にの確率が29%高まる
- 一人暮らし早死にの確率が32%高まる
人間関係が希薄になりやすい現代において、まずは孤独感を癒すことこそ、真の健康を手に入れる最初の一歩になると言えそうです。
健康に生きるために必要な3つの要素
現在、健康寿命を延ばすための情報は、非常に多く氾濫しています。
ですが(年齢を重ねてからはもちろんのこと)若いうちか実践しておくべきは以下の3つだと考えます。
- 良好な人間関係を構築する
- カロリーの「質」にこだわる
- 歩く
これらを積み重ねることで、健康で幸福な人生を目指しましょう!!
以下の記事では「食事」「歩く」に関する健康情報を掲載しています。これらも組み合わせることで、健康な生き方がガッツリ身につくこと間違いなし!かもです。