この記事では、「手の少陰心経」の経穴である『少府(しょうふ:HT8)』について解説している
『少府(しょうふ)』の概要
『少府』の概要は以下になる。
部位
- 手掌
- 第5中手指節関節の近位端と同じ高さ
- 第4・第5中手骨の間
取り方
- 手掌で第4・第5中手骨間で、こぶしを握ったとき小指頭があたるところに取る。
*労宮(心包経)と同じ高さにある。
以下のように、手指を屈曲させると、手指は収束するようなアライメントとなる。
そして、ちょうど第5指(小指)先端が当たっている部位が『少府(第4・5中手骨間に位置する)』のおおよその位置となる。
解剖
- 虫様筋(第4)・掌側骨間筋(第3)(=尺骨神経)
- 尺骨神経(総掌側指神経)
- 総掌側指動脈
補足
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