この記事では、「足の少陽胆経」の経穴である『陽交(ようこう:GB35)』について解説している。
『陽交(ようこう)』の概要
『陽交』の概要は以下になる。
部位
- 下腿外側
- 腓骨の後方
- 外果尖の上方7 寸
取り方
- 外果尖と膝窩横紋外端とを結ぶ線の中点の下方1寸の高さで、腓骨直後の陥凹部に取る。
*外果尖から膝窩横紋外端までの長さを1尺6寸とする。
*腓骨を基準に「前方が外丘」・「後方が陽交」となる。
解剖
- 長腓骨筋(浅腓骨神経)・ヒラメ筋(脛骨神経)
- 外側腓腹皮神経
- 前脛骨動脈の枝
補足
他の経穴との比較
以下は、下腿~足部における外側の経穴をまとめたイラストとなる。
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