この記事では、「手の少陰心経」の経穴である『極泉(きょくせん:HT1)』について解説している
『極泉(きょくせん)』の概要
『極泉』の概要は以下になる。
部位
- 腋窩中央
- 腋窩動脈拍動部
取り方
- 腋窩の中央で、腋窩動脈拍動部に取る。
解剖
- 肋間神経(外側皮枝)
- 内側上腕皮神経
- 腋窩動脈
補足
中腋窩線(矢状面にて体幹の真ん中を通る線)上に位置する経穴は、以下が挙げられる。
中腋窩線は、(極泉は脇の奥で動脈拍動部なので分かりやすいが)淵腋・大包を見つける目安の一つとして覚えておいて損はない。
関連記事
以下は、『手の少陰心経』の一覧が掲載された記事になる。
『極泉』以外にも様々な経穴があるので、ぜひチェックしてみてほしい。
以下は、全ての経絡を一覧にした記事になる。
経絡の全体像を把握したり、各経穴へアクセスするには最適の記事となっているの、興味がある方は観覧してみてほしい。