
この記事では、あん摩マッサージ指圧に共通する「禁忌」について解説していく。
相対禁忌と絶対禁忌
(医療における)禁忌とは以下を指す。
あん摩マッサージ指圧の「絶対禁忌」と「相対禁忌」
あん摩マッサージ指圧に共通する絶対禁忌と相対禁忌は以下になる。
絶対禁忌
急性病・急性炎症・急性中毒、悪性腫瘍・出血性疾患・外傷・重度の内臓疾患など
相対禁忌
循環器疾患(動脈瘤・高度動脈硬化症など)、結核、梅毒、淋病、潰瘍性疾患(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)、可能性疾患など。
その他、「骨粗鬆症を有した高齢者における押圧」には細心の注意が必要だし、施術姿勢にも工夫が必要。
また、関節リウマチに対する「環軸関節が腹側へ押されるような刺激(高等化筋群を刺激する際に間接的に生じるような刺激)」は絶対禁忌(亜脱臼により脊髄刺激→生命の危険につながることも。
そんな感じで色々あるが、とりあえず教科書的な内容を中心に記載してみた。
禁忌に関しては追々深堀解説していく予定。
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