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訪問マッサージのレセコン比較2026年版|純レセコンと代行込みサービスを現場目線で整理

訪問マッサージ

訪問マッサージの仕事に少し慣れてくると、施術そのものだけでなく、以下などの事務まわりの重さを実感し始める。

  • 同意書の管理
  • 施術録
  • 申請書
  • 返戻対策
  • 入金確認

 

そこで気になってくるのが「レセコン(レセプトコンピュータ)をどう選ぶか」である。

 

しかし実際には、レセコンと一口に言っても、純粋にソフトだけを提供する会社もあれば、請求代行や立替払いまで含めて提供する会社もある。

 

ここを混ぜて比較すると、判断を誤りやすい。

 

そこで本記事では、まず「純粋なレセコンだけ」と「代行込みも含めた実務向け比較」を分けて整理する。

 

そのうえで、現行制度では何を重視して比較すべきかも含めて、現場目線で解説する。

 

この記事でわかることは以下となる。

  • 現行制度で本当に見るべきレセコン比較ポイント
  • 純粋なレセコンと、代行込みサービスの違い
  • 各社の特徴、料金感、向いている院のタイプ
  • 最後に一覧表で全体像をざっくり整理できる

 

 

目次

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まず前提として、今の制度で何を比較すべきか

 

以前の訪問マッサージでは、往療距離が遠いか近いかで算定額の考え方が変わる場面があり、「距離計算ができるか」が大きなレセコン選びの比較軸になりやすかった。

 

しかし、2024年10月の見直し以後は、通常の計画的な訪問施術について『患者ごとの単価は「訪問施術料1・2・3」で考える形』に変わっている。

 

したがって、現在のレセコン比較で本当に大事なのは、往療距離そのものよりも、同一建物での人数判定、訪問施術料1・2・3の自動処理、同意期限管理、再同意・施術報告書、現場入力のしやすさ、返戻予防のチェック機能である。

 

ただし誤解してはいけないのは、距離情報が完全に無意味になったわけではない点である。

※16kmを超える場合の取扱いや、突発的な往療の考え方は残っている。

 

つまり、距離関連機能は

 

「請求額を上げるための主役」ではなくなったが、適否確認や訪問管理の補助としては一定の意味が残る

 

という理解が実務的には正確である。

 

この記事では、この整理に合わせて、各社の「往療距離自動計算」は主要メリットとしては扱わず、必要に応じて補足機能としてだけ触れる。

 

そんな現行制度で重視したい比較軸は以下の通り。

  • 訪問施術料1・2・3への対応
  • 同意期限管理のしやすさ
  • 施術報告書・再同意書の作成機能
  • スマホやタブレットでの入力しやすさ
  • 返戻予防のチェック機能
  • 施術者数や拠点数に対する料金のわかりやすさ

 

留意点:

「往療距離自動計算」は、現行制度では以前ほど中心的な評価軸ではない。見るべきは距離計算そのものより、訪問施術料判定や同意管理、帳票、現場運用のしやすさである。

 

 

純粋なレセコンだけを比較する

 

ここでいう「純粋なレセコン」とは以下をみて選ぶ枠を指す。

  • ソフト自体の使いやすさ
  • 帳票
  • 管理機能
  • クラウド性
  • サポート

 

請求代行を前提にするのではなく、自院で請求を回したい院や、まずはシステムそのものの実力を見たい院に向いている(=請求代行はサービスに入っていない)。

 

自己請求を整えたいなら、まずはこちらの比較を見るとよい。

 

料金の見やすさ、現場入力、帳票、同意管理のしやすさが主な判断材料になる。

 

ユーキロク

 

ユーキロクは、鍼灸マッサージ向けのクラウド型レセコンであり、訪問も来院も両方に対応している。

 

公式では、訪問施術料を自動計算し、施術受付、保険請求、請求書兼領収書、顧客管理、売上管理、入金管理までをオールインワンで扱えると案内している。

 

料金は初期費用0円で、1施術者なら月額3,850円から始められる。

 

公開情報だけで見ると、かなり低コストで導入しやすい部類である。

 

強みは、価格の安さと機能の広さのバランスである。

 

卒後1年前後の段階では、まだ「施術は何とか回せるが、カルテ、予定、請求、入金を別々に管理していて煩雑」という院も多い。

 

その点、ユーキロクは事務を一つに寄せやすい。反面、公開ページの訴求を見る限り、GPS管理や大規模多拠点本部管理の色はそこまで強くない。

 

少人数院や、まずは自己請求を整えたい院に向きやすいと考えられる。

 

一言ポイント:

安く始めたい自己請求派にかなり強い一台。

 

 

spotlog

 

spotlogは、訪問鍼灸マッサージにかなり特化したクラウド型である。

 

公式では、99%のユーザーが請求代行なしで自己請求を実現していると打ち出しており、スマホ入力、電子カルテ、複数拠点運用、自己請求向け帳票などを強く訴求している。

 

料金は、施術者5人までは初期費用33,000円、月額8,250円/施術者で、6人以上は基本25,300円に加えて施術者1人あたり3,850円である。

 

強みは、訪問現場での使い勝手である。現場で入力し、そのまま請求につなげる流れを作りやすい。

 

訪問専門で件数が増え、事務スタッフと施術者が同時に動くようになると、この種のクラウド型の強さが出やすい。

 

一方で、1人〜2人規模だと施術者課金が重く見える場合がある。

 

つまり、規模が小さいうちは割高に感じるが、訪問件数や人数が増えるほど納得しやすいタイプである。

 

一言ポイント:

訪問専門で本格運用したい院の有力候補である。

 

 

らくちょく

 

らくちょくは、訪問マッサージ業向けの保険請求ソフトとして案内されている。

 

公式では、入会金5,500円、月額5,820円で、何人のスタッフでも複数治療院でも定額と明記している。

 

また、スタッフがWEB上で入力し、治療院側は印刷中心で運用できることや、各保険者へ直接請求できることを強みとして挙げている。

 

このサービスの魅力は、料金の分かりやすさにある。

 

人数が増えても費用が跳ね上がりにくいため、複数スタッフ体制でコストを読みやすい。

 

反面、保険請求特化型の色が強く、経営分析や高度な本部管理を求める場合には他社のほうが向く可能性がある。

 

つまり、「請求をなるべくシンプルに、しかも安く回したい」という院には非常に相性がよい。

 

一言ポイント:

複数スタッフでも定額で回したいなら見逃しにくい選択肢である。

 

 

和(Nagomi)

 

は、訪問マッサージ・鍼灸の総合システムとして案内されている。

 

公式では、全営業所のトータルスケジュール管理、WEB日報連携、売上実績把握など、管理機能の厚さが目立つ。

 

一方で、公開料金は確認しにくく、基本は資料請求ベースでの比較になる。

 

このタイプは、個人院よりも多拠点・多施術者の法人向けと考えると分かりやすい。

 

卒後1年程度の施術者から見ると、いきなり大がかりに見えるかもしれないが、院長や事務長の立場では「誰がどこへ行き、どの実績が売上に結びついているか」を一元管理しやすいのが価値になる。

 

価格が見えない点は弱みだが、大きく運営するなら候補に入る。

 

一言ポイント:

個人院より、多拠点運営を見据える院向けである。

 

 

ハンドシステム

 

ハンドシステムは、柔整・鍼灸・マッサージ専門のレセコン会社である。

 

鍼灸・マッサージ版は月額7,040円からで、1拠点・施術師8名まで追加料金なしと案内されている。

 

強みは、人数が増えても費用が見えやすいことである。

 

8名まで定額というのは、2人〜5人程度の院にとっても十分魅力がある。

 

また、老舗系らしく、専門レセコン会社としての安心感もある。

 

一方で、現場スマホ運用を前提にしたクラウド特化感は、spotlogほど前面には出ていない。パソコン中心で堅実に使いたい院に向いている。

 

一言ポイント:

施術者数が増えても料金を抑えやすい堅実派である。

 

 

Action Plus

 

Action Plusは、コンパスが提供する接骨院・鍼灸マッサージ院向けレセコンである。

 

鍼灸+マッサージ版のメーカー希望小売価格は月額7,040円で、健康保険に対応する。

 

自費管理システムが標準装備されている点も公式で案内されている。

 

この製品は、訪問マッサージ専用というより、院全体の管理も視野に入れた総合型とみるほうが理解しやすい。

 

保険だけでなく自費やCRMも見たい院には使いやすいが、訪問専門で現場入力の軽さを最優先する場合は、別の特化型のほうがしっくりくることもある。

 

訪問専業か、外来や自費も混じるかで評価が変わるタイプである。

 

一言ポイント:

訪問専業より、保険と自費をまとめたい院向けである。

 

 

快癒Next/快癒プラス

 

マキシーは、快癒Next快癒プラスを提供している。

 

快癒Nextはクラウド版で、使った分だけ支払う従量課金に対応し、レセプト1枚1,000円という案内がある。

 

快癒プラスは、鍼・灸・マッサージのための業務管理システムで、受付、患者管理、レセプト印刷まで一通り備える。

 

この会社の面白さは、固定月額だけでなく従量課金の考え方があることだ。

 

請求件数が少ない院では、月額固定より相性がよい場合がある。逆に、毎月の請求件数が多い院では、従量課金が割高になることもあり得る。

 

したがって、件数の波がある院や、これから立ち上げる院に向いている。

 

一言ポイント:

件数が少ない時期ほど比較価値が高いタイプである。

 

 

Medicalc

 

Medicalcは、MINUTESが提供する統合型療養費保険請求システムで、柔整・鍼灸・あん摩マッサージに対応する。

 

公式では、同意期間管理、書類作成、レセプト印刷前のチェック機能、一括印刷などが案内されている。

 

会社案内では3,500院以上の導入実績も掲げているが、公開料金は確認しにくい。

 

強みは、3種対応とチェック機能の厚さである。

 

柔整も鍼灸もマッサージも扱う院、あるいは今後業態の幅を広げる院にとっては、一つの基盤でまとめられるのが利点になる。

 

弱みは、料金が見えないことと、訪問マッサージ特化の分かりやすさでは特化型に譲る点である。

 

総合型を好むか、訪問専用を好むかで好みが分かれる。

 

一言ポイント:

柔整も含めて幅広く扱う院なら検討価値が高い。

 

 

発揮君Rw

 

発揮君Rwは、年間16,800円で利用できる低価格の鍼灸・マッサージ向けソフトである。

 

公式では、訪問施術料自動計算、各種印刷、独自用紙対応などを案内している。

 

最大の魅力は、やはり安さである。

 

ひとり施術所や超小規模院にとって、固定費の軽さは大きい。

 

一方で、クラウド前提の多人数同時運用や、現場スマホ連携のような最新運用の厚さは上位クラウド勢に及びにくい。

 

シンプルで安く使いたい人向けである。

 

一言ポイント:

とにかく固定費を抑えたい院に刺さる一台である。

 

 

レセプロRZ

 

レセプロRZは、訪問マッサージ用レセコンとして案内されている。

 

公式では、スマホでのスケジュール確認、施術開始報告メール、帳票出力、同意書期限切れ管理などが確認できる。

 

公開料金は確認しにくい。

 

なお、公式では今も往療距離自動算定を特徴として掲げているが、現行制度ではそこを主役のメリットとみるのは適切ではない。

むしろ見るべきは、同意管理やスマホ連携である。

 

この製品は、訪問マッサージ専用らしい機能の置き方をしている点が良い。

 

ただし、制度変更後の比較軸としては、距離自動算定を強みの中心に据えると評価を誤りやすい。

 

導入を考えるなら、実際には同意期限管理やスマホ運用のほうを重点的に確認したほうがよい。

 

一言ポイント:

距離機能より、同意管理と訪問運用の実用性で見るべき製品である。

 

 

代行込みも含めた実務向け比較

 

ここからは、レセコン単体の機能だけではなく、請求代行、審査チェック、協会支援、立替払いまで含めて選ぶ考え方である。

 

院長や管理者の立場では、「自分で全部回すより、多少コストを払ってでも事務負担と返戻リスクを減らしたい」という選び方が現実にある。

 

その場合は、単純な月額料金だけを比べても意味が薄い。どこまでを外に任せられるかが重要になる。

 

このグループは「ソフトの画面が優秀か」だけでは決めにくい。

 

請求をどこまで任せられるか、手数料込みの総コストはいくらか、返戻や入金の不安をどこまで減らせるかで見るべきである。

 

ちなみに私は、間接業務を極力減らしたいとの思いから、代行業務もしてくれるメディックス計算センターを利用している。

 

 

メディックス計算センター

 

メディックス計算センターの訪問マッサージ・鍼灸向けプランでは、初期導入費0円、レセコン導入費0円、月会費10,000円、アカウント料5,000円、請求代行手数料3%、銀行振込手数料700円と案内されている。

 

アカウント料は施術管理者1名につき5,000円であり、レセコン自体は無償貸与とされている。

 

レセコン本体のレセプロ-R2はクラウド型で、受領委任払制度対応、タブレット利用可能、同意期限管理、保険証履歴管理、スマホでのスケジュール確認などを備える。

 

このサービスの強みは、レセコンと代行を一体で回せることだ。

 

すでにメディックス利用中の院であれば、スタッフ教育や運用の流れを大きく変えずに済むのも大きい。

 

一方で、純粋なレセコン比較ではなく、手数料込みの総コストで見る必要がある。

 

つまり、「ソフトの安さ」を競う相手ではなく、「事務をどこまで任せられるか」で評価すべき相手である。

 

一言ポイント:

ソフト単体の安さより、実務をまとめて任せやすいのが魅力である。

 

 

AMMIAS Plus

 

AMMIAS Plusは、全国鍼灸マッサージ協会が案内する療養費保険申請書作成ソフトである。

 

年間費用は45,600円で、利用には協会への入会と療養費申請サポート加入が必須とされている。

 

また、利用時は協会所定の事務手数料4.8%が3.5%に低減されると案内されている。

 

このタイプの強みは、協会ルートで請求や運用を整理しやすい点にある。

 

逆に言えば、独立した純レセコンとして自由に使うものではなく、協会支援込みで使う前提で考えたほうがよい。

 

協会のサポートを重視する院には合うが、ソフト単体で比較したい人には少し分かりにくい。

 

一言ポイント:

協会ルートで安心して回したい院向けである。

 

 

All in one WEB

 

All in one WEBは、日本訪問マッサージ協会系のWEB版レセコンである。

 

公開ページでは、月額約1万円、別ページでは会員向け月額13,200円・初期費用0円・初月無料という表現が確認できる。

 

PC、スマホ、タブレットから操作でき、Macでも使える点が訴求されている。

 

このサービスの価値は、クラウド型の使いやすさに加えて、協会とのつながりの中で使えることにある。Mac対応は意外に希少であり、院の環境によっては大きな利点になる。

 

一方で、価格表現にページ差があるため、実際の見積りは必須である。

 

また、協会色が強いため、完全に独立した単体ソフトとして比較するより、会員サービス込みで判断するほうが実態に近い。

 

一言ポイント:

協会支援とクラウド運用をまとめたい院に向く。

 

 

Smart Choice

 

Smart Choiceは、正式には療養費支給申請書作成サポートである。

 

ライトプランは導入費0円、月額5,950円で、月30名までの申請に対応する。

 

日々の施術記録をしておけば、月末月初は出力中心で済むという設計である。

 

このサービスは、フル装備のレセコンというより、申請書作成を軽くしたい人向けの位置づけである。

 

患者数が少ない院や、Excelからもう一段だけ実務を楽にしたい院には合いやすい。

 

反面、訪問管理、現場連携、複雑な運営管理まで全部まとめたい人には物足りない可能性がある。

 

一言ポイント:

まず申請書作成だけでも軽くしたい院向けである。

 

 

アトラ請求サービス

 

アトラ請求サービスは、請求代行込みで考える代表的なサービスの一つである。

 

公開料金では、セキュリティキー55,000円、請求代行手数料1.0%+税、請求ソフト月額8,800円/施術所、サーバー利用料月額8,800円/種別などが案内されている。

 

入会金・月会費・年会費は0円としている。

 

このサービスの強みは、請求事務を外に寄せやすい点である。

 

弱みは、純粋なレセコンの安さで選ぶ相手ではないことだ。

 

ソフト、代行、サーバーなど複数の費用で考える必要があるため、「とにかく安いレセコンが欲しい」という人には向かない。

 

むしろ、「事務を外出ししたい」「請求の負担を減らしたい」人向けである。

 

一言ポイント:

安さではなく、請求事務の外注力で評価すべきサービスである。

 

 

HSレセプトサポート

 

HSレセプトサポートは、訪問マッサージ院や訪問鍼灸院を対象に、レセプト審査、療養費・保険請求の代行、立替払いを提供している。

 

月会費は1院月10,000円で、立替払いは5%、3%、2%の3プランが用意されている。

 

このサービスは、レセコンというより請求支援サービスと捉えたほうが分かりやすい。

 

最大の利点は、資金繰りと審査チェックの支援である。

 

入金を早めたい、返戻を減らしたい、請求の不安を減らしたい院には実務的な意味が大きい。

 

一方で、ソフト単体の使い勝手を比較したい人には、比較軸が少しずれる。

 

一言ポイント:

事務より施術に集中したい院ほど相性がよい。

 

 

メディネス

 

メディネスは、全国統合医療協会が案内する経営支援システムで、導入費用無料、データ保管料は月3,000円+税、柔整・鍼灸・あん摩マッサージに対応するとしている。

 

公式では、レセプト業務やカルテ管理の一元化、自費メニューや回数券、マイナンバーカード利用システムへの対応、専任スタッフのサポートなどを挙げている。

 

メディネスの面白い点は、価格の入りやすさである。

 

月3,000円+税という見せ方はかなり低価格に見える。

 

ただし、これは単なるソフト単体比較というより、協会の支援や相談体制も含めて考えたほうが実態に近い。

 

導入費無料で始めやすい一方、協会色をどう見るかで評価が変わる。

 

 

一言ポイント:

協会支援込みで低コストに入りたい院には魅力がある。

 

 

では、どのタイプを選ぶべきか

 

ひとり院・少人数で自己請求を整えたい場合

 

ひとり院・少人数での事故請求を整えたい場合は以下が候補になりやすい。

 

  • ユーキロク
  • らくちょく
  • 発揮君Rw

 

ユーキロクは機能の広さ、
らくちょくは定額の分かりやすさ、
発揮君Rwは固定費の軽さが武器である。

 

 

2人〜5人以上で訪問件数が増えてきた場合

 

2人〜5人以上で訪問件数が増えてきた場合で、
尚且つスマホ入力や複数人同時運用を強く求めるなら以下などが候補になりやすい。

  • spotlog
  • ハンドシステム

 

spotlogは現場クラウド運用、
ハンドシステムは人数込みのコスパ、
和は多拠点管理で見ると分かりやすい。

 

 

請求業務をできるだけ外に出したい場合

 

請求業務を出来るだけ外へ任せたい場合、以下のような「代行・協会支援込み」の比較に切り替えるべきだ。

 

  • メディックス計算センター
  • AMMIAS Plus
  • All in one WEB
  • アトラ請求サービス
  • HSレセプトサポート
  • メディネス

 

ようなこの群は、ソフトの細かな画面比較より、「何を任せられるか」「月額+手数料の総コストがいくらか」で判断した方が失敗しにくい。

 

 

最後に一覧表でざっくり比較する

 

ここまで本文で各社の違いを見てきたが、最後にざっくり全体像を見渡せるよう、一覧表で整理する。

 

細かな機能差まではこの表だけでは読み切れないが、「自院がどの方向で選ぶべきか」をつかむには便利である。

 

区分 会社・サービス名 料金の見え方 向いている院 強み 注意点
純レセコン ユーキロク 月額3,850円から 少人数・自己請求重視 低価格で機能の幅が広い 大規模本部管理の訴求は強くない
純レセコン spotlog 初期費用あり・施術者課金 訪問専門・人数増加中の院 現場入力から請求までつなげやすい 少人数だと割高感が出やすい
純レセコン らくちょく 月額定額でわかりやすい 複数スタッフ・請求特化型を好む院 人数が増えても費用が読みやすい 高度な経営分析にはやや向きにくい
純レセコン 和(Nagomi) 料金は要見積り 多拠点・多施術者の法人 営業所横断の管理に強い 価格が見えにくい
純レセコン ハンドシステム 月額7,040円から PC中心で堅実運用したい院 8名まで追加料金なしでコスパが良い クラウド特化感は強くない
純レセコン Action Plus 月額7,040円 保険と自費を一緒に見たい院 総合型で院全体を管理しやすい 訪問専業の軽快さでは特化型に劣る場合がある
純レセコン 快癒Next/快癒プラス 従量課金型あり 件数が少ない時期の院 請求件数に応じた選び方がしやすい 件数が増えると割高になる可能性がある
純レセコン Medicalc 料金は要確認 柔整・鍼灸・マッサージを併用する院 3種対応とチェック機能が厚い 訪問特化のわかりやすさはやや弱い
純レセコン 発揮君Rw 年間16,800円 ひとり院・超小規模院 固定費をかなり抑えやすい クラウドや多人数運用の厚みは弱い
純レセコン レセプロRZ 料金は要確認 訪問専用機能を重視する院 同意管理や訪問運用の実務性 距離機能を主役の強みとして見るのは適切でない
代行込み メディックス計算センター 月会費+アカウント料+代行手数料 請求実務をまとめて任せたい院 レセコンと代行を一体で回しやすい 単体の安さではなく総コストで見る必要がある
代行込み AMMIAS Plus 年額費用+協会前提 協会ルートで請求したい院 協会支援と一体で使いやすい 純レセコンとしての自由度は低め
代行込み All in one WEB 月額1万円前後〜 協会支援+クラウド運用を求める院 スマホ・タブレット・Mac対応 価格表現にページ差がある
代行込み Smart Choice 導入費0円、月額5,950円から 申請書作成だけでも軽くしたい院 導入しやすく記録から出力へつなげやすい フルレセコンというより申請書支援寄り
代行込み アトラ請求サービス ソフト代+サーバー代+手数料 請求事務を外注したい院 請求事務を外に寄せやすい 総コストが積み上がりやすい
代行込み HSレセプトサポート 月会費+立替払い手数料 入金安定や審査支援を重視する院 請求支援と資金繰り支援 レセコン単体比較とは軸がずれる
代行込み メディネス 月3,000円+税から 協会支援込みで低コスト導入したい院 導入しやすい価格感 協会色をどう評価するかで好みが分かれる

 

一覧表の読み方

  • まず「自己請求を強くしたい」のか「請求実務を外に出したい」のかを分けて見る
  • 次に、人数課金か定額かを確認して、院の規模に合うかを考える
  • 最後に、現場入力・同意管理・帳票・返戻予防のどこを重視するかで絞る

 

レセコン選びは、単なるソフト選びではない。

 

自己請求を強くしたいのか、請求業務を外に出したいのかで、選ぶべきサービスは変わる。

 

迷ったら、まずは「自院が何を自分でやり、何を外に任せたいのか」を整理してから比較したほうが失敗しにくい。

 

 

まとめ

 

今の訪問マッサージのレセコン選びで大事なのは、昔のように「距離計算がすごいか」を中心に見ることではない。

 

現在は、訪問施術料1・2・3への対応、同意期限管理、施術報告書や再同意書の出力、現場入力のしやすさ、返戻を減らすチェック機能、そして自院がどこまで事務を自前で回すかが比較の軸である。

 

つまり、自己請求をしっかり回したいなら純レセコン比較、事務負担そのものを減らしたいなら代行込み比較、という順番で考えると整理しやすい。

 

卒後1年ほど経って現場に少し慣れてきた時期は、施術技術だけでなく、事務の流れをどう整えるかで院の働きやすさが大きく変わる。

 

レセコン選びは、単なるソフト選びではなく、院の運営スタイルを選ぶことでもある。

 

 

結論:

自己請求を強くしたいなら純レセコンを、事務負担を減らしたいなら代行込みサービスを比較するのが基本である。制度変更後は、距離計算よりも、訪問施術料判定・同意管理・帳票・現場入力・返戻予防を見る方が実務的である。

 

注意点

この記事は、あくまで2026年時点の簡易情報なため、複数のレセコン特徴をザックリ把握するために利用してほしい。

一部には資料請求しなければ金額が不明なレセコンもある。また、各レセコンのサービス内容も随時変更される可能性があるため、最終的にはレセコン会社に問い合わせの上、慎重に判断してほしい。

 

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