この記事では、「足の陽明胃経」の経穴である『解渓(かいけい:ST41)』について解説している
※解渓は、「解谿」と以前は表記されていた。
『解渓(かいけい)』の概要
『解渓(解谿)』の概要は以下になる。
部位
- 足関節前面
- 足関節前面中央の陥凹部
- 長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間
取り方
- 足関節を背屈すると3本の腱(内側から前脛骨筋・長母指伸筋・長指伸筋の腱)が現れる。これら腱の中で、解渓は「長母指伸筋・長指伸筋の腱」の間に取る。
*内果尖と外果尖との中点にあたる。
解剖
- 長母指伸筋腱・長指伸筋腱(深腓骨神経)
- 浅腓骨神経
- 前脛骨動脈
補足
『解渓(解谿)』を動画でチェック
以下は、お灸で有名な「せんねん灸」のが提供している『解渓』の動画となる。
「部位・取り方」の参考にしてみてほしい。
他の経穴との比較
以下は、足部の経穴をまとめたものとなる(内果の後方を通る『少陰腎経』は除く)。
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