この記事では、「手の太陰肺経(たいいんはいけい)」について解説している。
手の太陰肺経(Lung Meridian)
「手の太陰肺経」は、主に呼吸器系疾患肺疾患全般に広く使われる。
上肢前面外側の痛み、上肢神経痛、手のひらのほてり、喘息、扁桃炎、咽頭炎気管支炎、息切れ、胸の熱感にも効果的。
太陰肺経の孔最は、古くから痔の治療に用いられている。
手の太陰肺経
「手の太陰肺経」に所属する経穴は以下の通り。
※国際表記はLU。
- LU1:中府(ちゅうふ)
- LU2:雲門(うんもん)
- LU3:天府(てんぷ)
- LU4:侠白(きょうはく)
- LU5:尺沢(しゃくたく)
- LU6:孔最(こうさい)
- LU7:列欠(れっけつ)
- LU8:経渠(けいきょ)
- LU9:太淵(たいえん)
- LU10:魚際(ぎょさい)
- LU11:少商(しょうしょう)
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