指床間距離(FFD)テスト【背部筋柔軟性テスト】

整形外科 - 徒手検査法(整形外科)
指床間距離(FFD)テスト【背部筋柔軟性テスト】

この記事では『指床間距離テスト(Finger floor distance test)』について解説していく。

 

指床間距離(FFD)テストの方法・陽性所見・解釈

 

FFDテストの方法・陽性所見・解釈は以下の通り。

 

方法

  1. 患者を低い台の上に立たせる。
  2. 検者は、患者に「膝を曲げないようにし、体幹を前屈させ、上肢を前に下垂させる」ように指示する。
  3. この際の「指先と床の距離」をメジャーで測定する。

 

陽性所見

  • 健常者では指先が台につくが、つかない場合は陽性と判断する。

※以下のイラストは、指先が床に届いていないので陽性と判断。

 

解釈

ハムストリングスの短縮や腰背筋の緊張があるとマイナスの距離となる。

また、椎間関節の過少運動性を有していてもマイナスとなる。

「体の硬さをスクリーニングするための指標」であり、テスト陽性が何らかの病態と直結するものではない。
また、複合的な柔軟性が要求されるので、陽性になったからと言って、硬い組織が特定できるわけではないため、必要に応じて「視診」や「他のテスト」と組み合わせることで硬い組織を特定していく。

 

 

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以下の記事では、徒手整形外科的テストの一覧をまとめているので、合わせて観覧してみてほしい。

⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう

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