この記事では「足の厥陰肝経(けついんかんけい)」について解説いていく。
足の厥陰肝経(Liver Meridian)
「足の厥陰肝経」は、主に下腹部の満腹感、尿障害、腰痛、頭痛、眩暈、筋の痙攣、眼の症状の治療に用いられる。
その他、喉の渇き、嘔吐、下痢、イライラ、怒りっぽいなどの症状に効果的とされている。
足の厥陰肝経
「足の厥陰肝経」に所属する経穴は以下の通り。
※国際表記はLR。
- LR1:大敦(だいとん)
- LR2:行間(こうかん)⇔「ぎょうかん」ではない。
- LR3:太衝(たいしょう)
- LR4:中封(ちゅうほう)
- LR5:蠡溝(れいこう)
- LR6:中都(ちゅうと)
- LR7:膝関(しつかん)
- LR8:曲泉(きょくせん)
- LR9:陰包(いんぽう)⇔「いんほう」ではない。
- LR10:足五里(あしごり)
- LR11:陰廉(いんれん)
- LR12:急脈(きゅうみゃく)
- LR13:章門(しょうもん)
- LR14:期門(きもん)
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