この記事では『ピボットシフトテスト(pivot shift test)』とについて解説していく。
「ピボットシフトテスト」の方法・陽性所見・解釈
「ピボットシフトテスト」の方法・陽性所見・解釈は以下の通り。
方法
- 患者は背臥位。
- 検者は膝関節5~10°屈曲位の状態で、「下腿の内旋」と「膝外反ストレス」を加えながら、徐々に屈曲していく。
ピボットシフトテストの動画は以下となる。
陽性所見
このテストが陽性だと、以下のような所見が得られる。
解釈
陽性で前十字靭帯損傷が疑われる。
その他のACL損傷テスト
その他のACL損傷テストとしては前方引き出しテスト・ラックマンテストがあり、以下の記事で紹介している。
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