この記事では、「手の少陽三焦経」の経穴である『支溝(しこう:TE6)』について解説している。
『支溝(しこう)』の概要
『支溝』の概要は以下になる。
部位
- 前腕後面
- 橈骨と尺骨の骨間の中点
- 手関節背側横紋の上方3寸
取り方
解剖
- 総指伸筋腱・小指伸筋腱(橈骨神経)
- 後前腕皮神経
- 後骨間動脈
補足
陽池 or 肘頭を基準にした経穴距離まとめ
以下は、「手関節背側横紋(陽池)~肘頭」までに存在する『手少陽三焦経の経穴(外関・支溝・会宗・三陽絡・四瀆)』の部位を分かりやすく整理したものになる。
経絡 | 部位(曲池~陽渓) |
外関 | 陽池の上方2寸 |
支溝 |
陽池の上方3寸 「陽池と肘頭を結ぶ線」を4等分し、陽池から1/4 |
会宗 |
陽池の上方3寸 支溝から小指伸筋腱を超えたところで、尺側手根伸筋の間にとる |
三陽絡 |
陽池の上方4寸 「陽池と肘頭を結ぶ線」を3等分し、陽池から1/3 |
四瀆 |
肘頭の下方5寸 「陽渓から曲池を結ぶ線」の中点の、上方1寸 |
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