この記事では、診療記録に必須な『SOAP』の概要と、その過去問をまとめた記事になる。
SOAPとは
SOAPは診療録において、患者の経過記録を系統的に整理するために用いられる用語である。
各アルファベットは以下の頭文字である。
- S:subjective date(主観的情報)
- O:objective data(客観的情報)
- A:assessment(評価・考察)
- P:plan(治療計画)
S⇒患者が訴える主観的な情報
O⇒徒手検査の結果など施術者が客観的に得た情報。
A⇒S・Oで得た結果を総合し、患者の病態や治療効果などを評価・考察した内容を記述。
P⇒S・O・Aに基づいて立案する計画。
SOAPに関する過去問
SOAPに関する「鍼灸あん摩マッサージ指圧の国家試験過去問」は以下がある。
⇒『腰部脊柱管狭窄症に対する診療においてSOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか(鍼灸28回)』
⇒『変形性膝関節症の患者に対するSOAP方式による経過記録でPに相当するのはどれか(鍼灸24回)』
⇒『鍼灸治療についてSOAP形式で記録する場合、Aに該当するのはどれか(鍼灸25回)』
⇒『上腕骨外側上顆炎の患者に対するSOAP方式による記録で、Pに相当するのはどれか(鍼灸27回)』
⇒『関節リウマチの診療においてSOAP形式で記録する場合、Oに該当するのはどれか(28回)』