東海医療学園専門学校は静岡県熱海市にある「鍼灸あん摩マッサージ指圧(+アスティックトレーナー専攻コース)に特化した学校」になります。
熱海といえば「温泉」を思い浮かべる方も多いと思います。
海、山、温泉など自然が揃っている熱海は、東洋医学を学ぶのに適した場所と言えるかもしれません。
この記事では、そんな『東海医療学園専門学校』を紹介していきます。
東海医療学園専門学校の特徴
東海医療学園専門学校は、静岡県で唯一の「あん摩マッサージ指圧の学校」です。
また、東海地方内においても「あん摩マッサージ指圧学校」は(東海医療学園専門学校も含めて)3校しかありません。
なので、東海地方で「あん摩マッサージ指圧学校」をお探しの方は、選択肢に入ると思います。
東海医療学園は、JR熱海駅から徒歩5分の距離にあり、通学にも便利です。
アスレチックトレーナーの同時取得も目指せる
東海医療学園専門学校は、全国でも数少ない「アスレチックトレーナーの同時取得も目指せるあん摩マッサージ指圧学校」です。
ちなみに、アスレティックトレーナーは以下の役割を持った資格になります(ウィキペディアより引用)。
アスレティックトレーナーの仕事は、スポーツ現場において、ケガが発生した場合に傷害の程度を評価し、応急処置にあたったり、救急車を呼ぶなどの対応の判断をすることである。また、ケガの予防のためのトレーニングや選手への教育、再発予防や傷害発生を抑えるためのテーピングなども必要に応じて行っている。チームのスタッフの一員として、選手の体調管理やケガからの復帰に関する情報交換の要としての役割を果たしている。
アスレティックトレーナーは(あん摩マッサージ指圧師と異なり)国家資格ではありません。
ただし、あん摩マッサージ指圧師を取得し「スポーツトレーナー分野で活躍したい」と思っている方は、知識・技術が不十分です。
っというのもあん摩マッサージ指圧師学校のカリキュラムというのは
徒手療法の知識・技術は豊富に学びますが、
運動療法の知識・技術は少ししか学びません。
もちろん、臨床に出て実践の中で学びも深めるというのもアリですが、アスレティックトレーナーの資格を取得する過程で得られる知識・技術は非常に役立つと思います。
※もちろん、アスレティックトレーナーという資格自体も、スポーツトレーナーを志すものであれば認知度の高い資格であり、資格取得は就職に有利に働く可能性もあります。
ただし、「鍼灸あん摩マッサージ指圧師」と「アスレティックトレーナー」のWライセンスを目指すにあたっての注意点もあります。
「鍼灸あん摩マッサージ指圧師を目指しながら、他の資格も同時取得する」と考えた場合、以下をイメージすることが多いと思います。
ただし、東海医療学園専門学校でアスレティックトレーナーの取得も考えた場合、以下になります。
アスレティックトレーナー専攻コースは修了に2年を要する。
従って、鍼灸マッサージ科を卒業して1年後に、アスレティックトレーナー専攻コースが修了することになる。
※鍼灸マッサージ科を卒業するまでに、アスレティックトレーナー資格は取得できない。
つまり、Wライセンス取得に(3年ではなく)4年を要します。
※学費も、アスレティックトレーナ専攻科授業料が、(鍼灸マッサージ科授業料とは別に)2年間で90万円必要となります。
卒後臨床専攻コースあり
学校を卒業し、あん摩マッサージ指圧師の資格を取得した後に、
更なる臨床能力アップを目的に『卒後臨床専攻コース(1年間)』が用意されています。
このコースは以下を目的にしており、卒後も臨床に不安を感じている人にとっては一つの選択肢としてアリだと思います。
この制度は、3年間で取得した基本的臨床能力(態度・知識・技術)をさらにレベルアップさせ、臨床現場で独り立ちできるまでの能力を身につけることを目的としています。
~東海医療学園専門学校 2019年度パンフレットより引用~
東海医療学園専門学校の授業基本情報
募集定員
40名
授業の曜日・時間について
月~金曜日(学校行事で土日に出向する場合もあり)
9:00~16:10
東海医療学園専門学校は夜間部があるのか
あん摩マッサージ指圧師学校に通いたい人で「夜間部に通える学校」を探している人も多いと思います。
ただし残念ながら、(東海医療学園専門学校を含めて)東海地方に「夜間部が設けられている、あん摩マッサージ指圧学校」は存在しません。
関東圏で夜間部のある学校としては以下などが挙げられます。
⇒『日本指圧専門学校を紹介』
⇒『長生学園を紹介』
関西圏で夜間部のある学校としては以下が挙げられます。
東海医療学園専門学校の試験内容
東海医療学園専門学校の入試内容はザックリと以下に分けられます。
一般入試
⇒高卒者(あるいは見込み者)
⇒試験内容は、小論文・面接
学士入試
⇒大卒(or 短大)を卒業した者(あるいは見込み者)が対象
⇒試験内容は、一般入試と同様
社会人入試
⇒高卒者で職業に従事したことがある者
⇒試験内容は、一般入試と同様
医療等資格者入試
⇒東海医療学園専門学校が指定した医療資格を有する者(例:理学療法士・柔道整復師・看護師・介護福祉士など)
⇒試験内容は、面接のみ
AO入試について
前述した入試項目以外に「AO入試」があります。
AO入試の試験内容は「小論文」と「面接」で、他の入試と同じですが、試験日が他よりも早いというのが特徴です。
※例えばH30年では、6月~8月中旬が願書受付期間、8月下旬に試験。
なので、「早めに入試を終えたい人」にはオススメです。
AO入試を受ける際の条件は以下になります。
- 現役の高校生で、卒業見込みの者(既に卒業している人は該当せず)
- オープンキャンパス(あるいは個別学校見学)に参加している者
- 東海医療学園専門学校を第一希望とし、専願できる者
小論文や面接については、個人的体験も踏まえて以下の記事も作成しているので合わせて観覧してみてください。
⇒『鍼灸・あん摩マッサージ指圧師学校の小論文 対策!【必見】』
⇒『鍼灸あん摩マッサージ指圧師入試の面接対策【体験談も公開】』
※入試の詳細や、他の入試内容も知りたい方は、学校HPなどを参照してみてください。
東海医療学園専門学校の学費について
東海医療学園専門学校の学費は以下になります。
|
入学手続き時 |
年間授業料 (施設管理費含む) |
卒業までの合計 (3年間) |
鍼灸・あん摩マッサージ指圧科 |
入学金: 300000円 |
1320000円 |
4260000円 |
その他入学時に教科書及び実習用具・白衣代金、安全管理費などとして180000と校友会費として25000円が必要。
※実験・実習にかかる費用は、授業料に含まれている。
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師学校の「学費」に関しては、以下の記事で一覧表示しているので、合わせて観覧してもらうと比較しやすいと思います。