築賓(ちくひん:KI9)

経路・経穴

この記事では、「足の少陰腎経」の経穴である『築賓(ちくひん:KI9)』について解説している。

 

『築賓(ちくひん)』の概要

 

『築賓』の概要は以下になる。

 

部位

  • 下腿後内側
  • ヒラメ筋とアキレス腱の間
  • 内果尖の上方5寸

 

取り方

  • 太渓陰谷を結ぶ線を3等分し、太渓から3分の1のところ。
  • ヒラメ筋とアキレス腱との間に取る。

*ヒラメ筋は、膝を屈し、抵抗に抗して足関節を底屈すると脛骨内側縁に明瞭に現れる。

太渓の上方5寸、蠡溝(肝経)と同じ高さにある。

解剖

  • ヒラメ筋(脛骨神経)
  • アキレス腱
  • 伏在神経
  • 後脛骨動脈

 

補足

 

「下腿~足部」内側の経穴まとめ

 

以下は、下腿~足部における内側の経穴をまとめたイラストとなる。

 

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『築賓』以外にも様々な経穴があるので、ぜひチェックしてみてほしい。

 

 

 

以下は、全ての経絡を一覧にした記事になる。

経絡の全体像を把握したり、各経穴へアクセスするには最適の記事となっているの、興味がある方は観覧してみてほしい。

 

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