この記事では、「動脈弁・房室弁の位置」と「冠状動脈の位置」について記載している。
冠状動脈について
- 冠状動脈は、上行大動脈から分岐する唯一の動脈である(ちなみに大動脈弓からは腕頭動脈・総頚動脈・鎖骨下動脈が分岐する)。
- 冠状動脈は「心臓の栄養血管」であり、左右の冠状動脈に分類される。
- 左冠状動脈は「前室間枝」と「回旋枝」に分かれる。
- 右冠状動脈は「後室間枝」となる。
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各弁の位置関係
心臓には以下の「4つの弁」が存在する。
- 僧帽弁(二尖弁)=左房室弁
- 三尖弁 =右房室弁
- 肺動脈弁
- 大動脈弁
でもって、これらの前後位置関係は(前方から)「肺動脈弁→大動脈弁→僧帽弁・三尖弁」の順に並ぶ。
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補足
心臓の「線維三角」にはヒス束(刺激伝導経)が貫通する。
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