【イラスト解説】除脳硬直と除皮質硬直(違い)

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【イラスト解説】除脳硬直と除皮質硬直(違い)

この記事では、除脳硬直・除皮質硬直について解説していく。

 

イラストを交えながら解説しているので、硬直肢位についてもイメージしやすいと思う。

 

目次

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除脳硬直

 

除脳硬直は「中脳や橋が障害され、上部脳との連絡が立たれた場合に生じる姿勢」であり、姿勢の特徴は以下になる。

 

両上肢を脇に沿って伸展し、下肢も伸展する

除脳硬直は、除皮質硬直よりも重症とされる。

 

除皮質硬直

 

除皮質硬直は「広範囲の大脳半球(内包、基底核、視床など)の障害で生じる姿勢」であり、姿勢の特徴は以下になる。

肩内転、上肢屈曲、下肢伸展内転を呈する

徐皮質硬直は、除脳硬直よりも予後は良いとされている。

 

除脳梗塞と除皮質梗塞の対比

 

最後に、除脳梗塞と除皮質梗塞の対比をイラストで示して終わりにする。

 

国試では「○○の肢位は除脳硬直か、徐皮質硬直か」が問われることが多い。

そして、「肘が伸展or屈曲」が特徴的なので、これで判断するようにしている。

 

⇒『次の文で示す症例について下記の問いに答えよ(22回)

⇒『姿勢と疾患との組合せで正しいのはどれか(21回)

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